アナフィラキシーショックを引き起こすアレルゲンの一つにダニがあります。
家の中には目に見えないダニが数多く生息しており、その糞や死骸がアレルゲンになるのです。
ダニの死骸や糞を吸い込むことで、通年性のアレルギー性鼻炎を発症することもあります。
ダニは1年を通して家の中に存在していますが、湿度が70%程度の環境を好むので梅雨の時期に繁殖しやすくなります。
繁殖を防ぐには、布団をこまめに干して湿気を取り除くことが大切です。
ただし、干しただけでは死滅させることはできません。
熱に弱いので布団乾燥機を使ったり、掃除機で糞や死骸を取り除くことが重要です。
空気清浄機を使って空気をクリーンにしたり、湿気をこもらないように窓を開けたりすることもダニ対策になります。