世界中に存在するカビの種類は8万種以上にも及ぶと言われています。
鰹節や漬物といった食品を作る際に役立つものもある一方で、人間にとって迷惑なものもあります。
家の中に多く発生しやすいのが黒カビの仲間です。
エアコンの中など、普段あまり掃除をしない所に発生することもあります。
毒素を作るわけではありませんが、空気中に放たれた胞子はアレルギーの原因になります。
赤カビは野菜やご飯などに発生することがあります。
マイコトキシンという毒を作るのが特徴で、食べると下痢や嘔吐を引き起こします。
青カビも食べ物に発生し、冬になるとミカンに付いているのを見かけることも多いです。
青カビの中にはチーズを作る際に役立つ種類もありますが、一方でシトリニンという毒を作る種類もあります。