花粉症は誰でもなり得る病気です。
今はまだ症状がない人も他人事ではありません。
実際、昨年までは何ともなかったのに今年になって突然症状が出たという人もたくさんいます。
なぜ急に花粉症になってしまうのか、その理由は「コップと水」で考えると分かりやすいです。
コップに水を注ぐとだんだん水が溜まっていきますが、この水をアレルギー物質だと考えて下さい。
スギやヒノキの花粉がたくさん飛んだ年は、水はたくさん溜まります。
この水はなくなったり減ったりすることはありません。
コップが一杯になるまでは症状は出ない、つまり発症はしません。
しかし、ある年になるとついにコップが水でいっぱいになり、水が外にあふれ出てきます。
このあふれ出た瞬間が、花粉症デビューとなります。
それ以降はコップは満タン状態ですから、毎年花粉が飛んできたら症状が出てしまうことになります。