花粉症の原因となる植物の種類は数多いですが、代表的なのがスギで2月から4月にかけて飛散します。
第二次大戦後、木材を確保するために農林省によって植林が推奨されました。
しかもその後外国から安い木材が輸入されるようになったためスギ木材の需要が減り、植林されたスギの伐採が滞ります。
その結果、1960年代以降多くの人が花粉症を発症することになったのです。
スギと同じ針葉樹であるヒノキも花粉症の原因となり、3月から5月にかけて飛散します。
秋の花粉症の原因となるのが8月から10月に飛散するブタクサです。
ブタクサは北アメリカ原産で、明治時代初期に日本に入ってきました。
その他にヨモギやイネも花粉症の原因となります。