人家に住み着くダニの種類は多いですが、一年中発生しているのがヒョウヒダニの仲間です。
体長は0.2~0.4ミリほどで、絨毯や寝具に潜んで人間のフケなどを餌にしています。
人間から血を吸うことはありませんが、死骸や糞が飛散してアレルギーの原因となります。
梅雨や秋に発生しやすいのがコナダニの仲間です。
0.3~0.4ミリほどの大きさで、砂糖や小麦粉、パン粉など様々な食品を食べてしまいます。
室内の湿度を低く保つことによって発生を防げます。
0.3~1ミリほどの大きさのツメダニは小さな節足動物を餌としています。
人間の皮膚に接触した際偶発的に刺すことがあり、刺されると痒みが生じます。
哺乳類の血を吸うのが0.6~1ミリほどのイエダニで、主にネズミに寄生していますが人間に寄生することもあります。